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2014年発売のビアンカパール。
今でも特別人気の高いブライスで。
私もうちの唯一の子として大事にしている、うち自慢の姫君がっっ

ん?なんか、ベタベタする、、、(・・?)
あ!! 美白自慢のビアンカパールにシミができてる?!(◎_◎;)

何だこりゃあ!? ヽ( ̄д ̄;)ノ

ネットで検索したところ。
ビアンカパールと同じ、マット肌の子にでる劣化症状だとか、、、

あまりのショックに頭が真っ白、、、_| ̄|○

もう諦めないといけないのかしら、、、
そもそも、なんでこんなことになってんの??いくらおもちゃだからって、満単位のお人形が、数年でこんなになるなんてっっ
こんな粗悪品がまかり通ってていいのっっ?!(T ^ T)

半泣きでよくよく調べてみたら。
マット肌を作っていた表面のシートが劣化したことにより、ベタつきやシミができるのだそうな。

とはいえ。
原因が判明したところで問題は解決しない。

一体どうしたらいいの、、、
タカラトミーは治してくれないのは、最初の頃に嫌ってほど思い知ってるし。
ましてや、ブライスのデザイン元は良い噂がない。

私には人形友達もおらず、私自身もそういうジャンルに詳しいオタクでもないのでツテもない。
知識もない。
どうしよう、、、。゚(゚´Д`゚)゚。

、、、よし!
困った時は詳しい人に相談だ!

と思って、相談先を色々調べてみた。
練馬のエムコロンって、ブライス公認ショップに辿り着いたのですが。
ブライスの修復・修理の第一人者だった孔井先生が、今年五月に他界したばかりだという訃報を発見。

なんと?!
安心してうちの姫を預けられそうな方がお亡くなりになってるぞ?!(>人<;)

調べた限りでは、この孔井先生以外にそんな修理を受けてくださっている方が見当たらず。

では、お店に聞いてみよう!と思って、エムコロンに電話してみた
やはり、孔井先生以外にそんな修理を受けてくださる方がなく、これから先、修理については全く見通しも立っていないのだそうな、、、

がーん、、、Σ(゚д゚lll)

香川の丸亀市にも、ご自身でも修復をされて動画配信などを積極的にされてるお店があった。
ワルソネコというそのお店にも連絡してみました。

やはり、解答は同じ、、、(T . T)

しかし。ワルソネコさんは、親身に相談に乗って下さいました。

自己責任ではあるが、孔井先生亡き後、自分でやるのが1番ではある。

ドロドロの化粧崩れ状態になってきたら、問題のマット肌膜を指で擦り落とすのが1番安全。
爪で傷がつくかもしれないが、それはこすり落とした後で、マットスプレーをすれば目立たなくなる。
マットスプレー後は、全く以前と同じではないが、問題なく使用・鑑賞に耐える状態に戻る。

茶色のシミがでてくる、うちの姫のパターンは。
ベタつきはそこまで酷くないが、じきに水疱のようにマット肌膜が浮いてくるので、そこを剥がしてゆくとペロンとうまく剥がれるはず。
この場合、メイクにはほぼ支障はでないと思われるが、剥がれてしまった場合はメイクし直しは必要。

巷で、カメラなどのグリップがベタつきはじめた時にするような対処法が出回ってるがお勧めできない。
あくまで一時的な改善にしかならず、その後の修復に支障が出る可能性がある。
ましてや、除光液などはメイクも全て落ちるから絶対ダメ。

孔井先生亡き後、お勧めできる修復士はいない。
人形作家さんは、あくまでブライスを素材として作品を作ることが目的なので勧められない。

そのうち、孔井先生のような修復士が現れるはずなので、その際には必ずどんな修復をされる方なのか確認して、また動画配信はするつもりである。

現時点では、ちまたの情報で安易な素人対応はせず、静観することが肝要と思われる。
ひとまず、風通しのよい冷暗所にビアンカパールを保管しておくのが良いだろう。

という内容でした。
突然相談連絡をした迷える私に、同好の士として、大先輩として、大変親身に相談に乗ってくださった。
師匠と呼ばせて下さい‼️(´°ω°`)

早速、ワルソネコ師匠のアドバイス通り、姫を埃がつかないようにと扉付きの本棚に保管していたのを外に出して。
埃よけに真っ白なハンカチを被せておきました。

美人な美人な、うち自慢の姫・ビアンカパール。
果たして彼女が、元の姿に戻る日は来るのかな、、、。゚(゚´Д`゚)゚。