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近年、台風の凶悪化が進んでますね。
今秋もヒヤヒヤしてる最近です。

他にも地震や豪雨など天災続きです。

三年前の関西は、6月に高槻市付近を中心とした『北摂地震』と、9月に『台風21号』とひどい災害が続きました。
北摂地震では直接の被害はなかったものの、台風21号では我が家も14時間停電してましたし。
(仕事の話で言うならば、どちらもワースト記録な酷い目に遭いました、、、)

そんな中で、やはり災害時にどう過ごすのかというところに視点が向きます。

食べ物の確保もその一つ。
最低3日は、自前の食糧で乗り切らないといけないって聞きました

でも災害時にのみ飲食するものって、無駄なんですよねぇ。
置き場所にも困るし。
そんな正直な声に一つの回答として、ローリングストックという考え方があると知りました。

日持ちがする、日常食べてるもの(レトルトやインスタント、紙パックジュースなど)のストックを常時持っておく。

順番に食べていくので、賞味期限切れにもならないし。
災害時にも食べ慣れたものが食べられるって事で、精神的にも身体的にも楽なのだそうです。

その中に、甘いものを加えるのは見落としがちなんじゃ無いでしょうか。

災害時にはストレスがかかるので、甘いものを食べることで意外と精神的な安定が得られるそうです。
お子さんがおられると甘味は備蓄に必須だと思いますが。
大人にも甘味の精神安定は効果があるのだとか。

と。前置きも長くなりましたが。

単純に元から好きなんです『げんこつ飴』
元々は飛騨高山地方の駄菓子だそうなんですが。
子供の頃、駄菓子屋さんには置いてありましたね。
お小遣いもって、幼馴染とよく買いに行きました。

幼馴染にも『ほんと、地味なもんが好きだよね』と呆れ返られたくらい、子供の頃から好きなんです!!(笑)

ある日はたと気が付いた。
『げんこつ飴って、ローリングストック向きじゃ無いの??』

賞味期限が長い。
きな粉などを、水飴で練り上げてるから栄養もある。
災害時には生鮮食品が口にできず、ビタミン・ミネラルが不足すると聞いてますが、げんこつ飴でいくらかは補えます。
(配給食が、3食パンやおにぎりと飲み物。それが1週間という報道も見たことがありますし)

げんこつ飴と一言で言っても。
きな粉が基本で、きな粉にはったい粉や胡麻をミックスしてあったり。
砂糖が三温糖とか黒砂糖になってたりと。
様々なアレンジが各商品にあるのですが。

色々食べた中で、この会社のが、1番食べ飽きなかった。
110グラムも入ってますが、何回かに分けてますけど、ちゃんと1人で一袋食べ切れました。
沢山の表彰は、伊達ではないってことですね(笑)

単純に砂糖が多くて甘いげんこつ飴は、途中で飽きちゃうんですよね。

愛知県犬山市に会社があるようです。
飛騨高山からは、、、ちょっと距離があるなぁと思ったら。
犬山市にも、昔からげんこつ飴があったのだそうです。

犬山城のお殿様が考案した陣中食が元なんだそうな、、、
やっぱり、日持ち・常温保存・携帯性・栄養価に主眼をおくと、こうなるんですね(笑)

材料も確認。
きな粉に大麦粉、水飴、三温糖、上白糖、胡麻、食塩。

ふむふむ。
きな粉でタンパク質と食物繊維と幾らかのビタミン。
胡麻も擦ってあるから、ビタミン・ミネラルが消化しやすい。
食塩も入ってて、熱中症にも幾らかの対策になるでしょう。
塩分も人が生きていくには大事な栄誉です。

総合的に、げんこつ飴が嫌いでなければ、災害時の備蓄として死角はないように思います。

災害時にも、人はちゃんと生きていかないといけない。
サバイバルって意味では、大昔の陣中と変わらないのかもしれません。