no title

珍しい日本蜜蜂の蜂蜜。
遅くなりましたが、初実食した感想をば。

明るめの蜜色です。
蜂蜜は、色味が薄いほどクセがないのですが。
蜜色のカラーグレードで言うなら。
うっすらとほのかに色味のあるアカシア蜜を1。
黒蜜か?!と思うくらい真っ黒な蕎麦蜜を10とするならば。
真ん中くらいかな?

粘度は低くて、割とさらさら。
加熱してないので、ほのかな花の香りがしますが、、、なんの花かは特定できません。

そもそも、西洋蜜蜂と違い、年に一度しか採蜜できないので、百花蜜になるのだそうですが。
うーむ。
ほのかな花の香りが、かえってなんの花の香りが1番近いのか気になります(笑)

最初は、あまりクセがないレンゲ蜜のような味なのに、途中でほんの少し酸味。
さらに後になればなるほど、しっかり甘みと花の香りがやってきて
すっと全部消えます。

そのほんの少し酸味が、ちょっとだけ、柑橘類の蜂蜜に似てる気がします。
特にみかん。

しっかりとした主張が、無いようで有る、面白い味です。
西洋蜜蜂の百花蜜は国産・外国産問わず、たくさん食べましたが、これは確かに違いますね。
独特の味だと思います。

巣箱の置かれた場所の蜜源にもよるので、同じ日本蜂蜜の蜜でも味は変わると思うのですが、、、どうなんでしょう?

でも美味しいです。
在来種で、野生でも生きていく日本蜜蜂ですから、天敵・オオスズメバチとも戦える、たくましさかあるのです。
もっと日本蜂蜜の蜂飼いが増えたらいいのになぁと思いました。