謎が解けた!



株式会社 松下石材店http://www.tatsuyamaishi.com/tatsuyama-ishi/
という会社のHPからお借りした画像なんですが。
これこそ、正しく、私の長い間の疑問を解決してくれる画像だったんです(笑)

18切符乗り鉄なワタクシ。
お気に入りの赤穂まで行く間、姫路の辺りの山が酷く気になっておりまして。

それというのも。
やたらと山が白い。ひたすら白い。
この辺りだけ、なぜか中国の水墨画のような、ポコポコした樹木の少ない山で、山肌が他の地域の山と明らかに異なる真っ白さ。
しかも、採掘しているらしき場所もある。
まさに、この画像のような景色がずっと続いています。

しかし、哀しいかな。
京都育ちは、この辺り出身の方を1人しか知らず。
その方にお会いすることがとても少ないがために、次に会うまでに忘れてしまうのです(^◇^;)

そんな訳で、浮かんでは消えるこの疑問。
『何故、この辺りだけ山肌が違うのだろう??』

ずっと、ふと思い出してはネット検索をかけていましたが、全くわかりませんでした。

本日『山の所々で見かけたショベルカーのある場所は、採石場だったのかしら?』と思いつき。
『姫路 産出石』と検索したところ、大正解にたどり着きましたっ(≧∇≦)
長かったっっ(>人<;)

この白い山肌は『竜山石』という石なんだそうです。
凝灰岩という火山灰が降り積もって出来る石で。
竜山石は比較的加工しやすい柔らかさと風化しにくい特徴を持っており、古墳の石棺や姫路城の石垣、近代建築にも使用されていて。
古代から今に至るまで建材や墓石に使用されている竜山石の採掘場が、この画像。
今なお採掘場が続いているのだそうです。

なるほど。
あの白さは火山灰原料の石だからか!!と非常に腑に落ちました(笑)
しかも、古代からの採掘場は姫路市の東隣・高砂市を中心に一帯に広がっているのだとか。
私が疑問に思う程の、あれだけ広範囲の場所が真っ白なのですから、埋蔵量はとり尽くせないほどではないでしょうか。

姫路に遊びに行った方は数あれど、だぁれも『竜山石』のことも、あの辺りの山肌が真っ白なこともご存知無かった。
そもそも、眼中にないので分からないという部類の『知らない』というご返答です。

私は気になって仕方なかったのですが、、、
まぁ、結果的に『地質』と『石』で謎が解けたワケです(笑)
産業とか、色々検索ワードを考えていたのに、答えは足元に埋まっていた感じ。

最後に『ひょっとして、これも、石オタクが原因な話だった??』と思い至り、苦笑いをしたのでした(^◇^;)