祇園の始業式



芸舞妓が勢ぞろいする行事が1年に何度かあります。
紋日と呼ばれる黒紋付で正装する日もこれに入ります。
祇園は7日が始業式だったみたいで、読売新聞の記事になっていました。

8月1日『八朔』の日より、ずっと着物が華やかですねぇ。

黒紋付が正装なのは、祇園も一般と変わりません。
ただし、日本髪にさした簪が季節ごとに変わります。
1月は稲穂。
実るほど、、、ってことでしょうか。

そういえば、京都市外の方が面白い勘違いをされているのを何度か聞いたことがあります。

芸舞妓が、常にこんな姿で生活されていると思っているらしい。

、、、そんな訳ないやん!(^◇^;)

日頃、祇園で見かける芸舞妓はもっと簡素なものをお召しです。
一般の人と変わらぬ普通の着物姿ですね(笑)
違うのは日本髪のみ。
髪飾りも、櫛もずっとずっと簡素です。
白粉も当然なさってません!

『なぁんだ。そうなんだ、、、(ー ー;)』
、、、どんな生活を想像してたんだろう??(^◇^;)
職業が芸舞妓っていうだけで、皆さま普通の人間ですからね~??(笑)

祇園の芸舞妓なら、高島屋でお買い物をされてる姿をよくお見かけします。
祇園の街中でも、お稽古通いの姿も時々見かけます。
甘いものを召し上がりに、何人か連れ立ってどこかの店内にいらっしゃる姿も。

でも、この画像のような気合いの入ったお仕事姿ではない。

たいがい、日中にこんな姿で街中を歩いているのは観光客っていうのは、京都の常識になってしまいました(^◇^;)

ナンチャッテ芸舞妓はともあれ。
本物の芸舞妓を見ると、あまりの美しさに、外国人が帯やら袖やらを引っ張る・掴む・追いかけまわす、などなど、、、

本音を言えば、京都人にとっては観光客はありがた迷惑な側面がありまして。
芸舞妓の災難は、その極端な迷惑例ですね(^◇^;)

政府はもっと外国人観光客を呼び込もうとしているようですが、、、

正直、もういらない、、、(ー ー;)
どこに行っても、ハングル・チャイナand so on、、、
(騒音)と訳したくなるほどの喧騒です、、、

今現在で既に、狭い京都に受け入れられる数は、とおに超えているのです。
現に、ホテルも旅館も、いつもフル回転!!
日本人の私たちでさえ、なかなか予約できないほどの競争率です。

花街の方は、どうなんですかねぇ
まぁ、正直、もう迷惑の域にきてるような気がしますけど、、、(^◇^;)

新年にそんなこんなも、もの思う記事でした。