先日、滋賀の山奥にあるミホミュージアムへはるばる行ってきました。

いやぁ、、、遠い。
遠すぎるほど遠い!!(>人<;)
京都の我が家から(電車やバスの待ち時間などを考慮にいれて)2時間の道のり。
JR東海道本線石山駅を下車、帝産バス(滋賀県内では割とメジャー)に乗って琵琶湖を背に、延々約45分!!
途中、険しい山路を延々走りまして、たどり着いたそこは、、、ぜったい野生動物しか住んでない山奥!!
この近辺の鹿の頭数と、美術館の館員数なら、圧倒的に鹿が多いだろう、、、(^◇^;)
見渡す限り、山と空しか見えない!!

場所柄的にそうだろうと思っていたけども、予想以上の山奥ぶりに、目を白黒させました(⌒-⌒; )

開館以来、あまりの不便さにぜったい行くことはないと思っていた、ミホミュージアム。
今まで、ちょっと見てみたい展覧会があっても『ミホミュージアム』と聞いただけで『あ。無理!』と除外していたところです。

心底、こんな山奥の美術館には絶対に来ることはないと信じていた(>人<;)
人生、何があるかわかりませんね、、、(^◇^;)

それというのも。
この展覧会が巡回展をしそうにない上に、日本で2度とみることはないんじゃないかと思われるからです。

世界初じゃないでしょうか。
今まで、インド宝飾品に限定したコレクションはどこにも存在していなかったと思います。
これらは全て、カタールの王子様1人が集めた、総額は天文学的な宝飾品の数々。

ポスターに載っている大きな宝石類は、1番小さなものでも赤ちゃんの拳大はあるのです。

いくら王族のコレクションでも、宝飾品だからと、コレクション点数をなめていました、、、
1時間では見きれないほどの量です。

久々に疲れました(⌒-⌒; )
あんまりにも大きな、ダイヤモンド、エメラルド、ルビーにサファイア、翡翠、などなど、、、金銀財宝尽くしです。
宝飾品コレクションなんだから、当たり前ですが(笑)

ダイヤモンドに至っては、あんまり煌々しい大粒を見過ぎて、あれ以来少々食傷ぎみ、、、(⌒-⌒; )

でも、(かの有名なタージマハルを作った)シャー・ジャハーンが、お父様から贈られた短剣があったり。
シャー・ジャハーンのお父様自身の愛用の杯があったり。
現代のマハラジャの、お姫様やお妃様のインタビューが流れていたり。
インドの歴史が、とても身近に感じられました。

久々に見応えのある、山奥まではるばる行った甲斐のあった展覧会でした。