『イギリスの料理は世界一マズい』
誰しもが1度は耳にしたことがあるだろう、この言葉。
先日、とあるTV番組でイギリス伝統料理を食べてみるという企画をしておりましたが、、、
まぁ、、、見た目からしてビックリする(笑)
『これは食べ物なんだろうか⁈』と思ってしまう程の、一種グロテスクでさえある物も。

イギリスは産業革命による発展と引き換えに、調理する手間を放棄した。
結果、料理人は最低限の味付けをするだけで、各々がケチャップなどで好みの味にするという文化が出来たのだと番組内では説明していましたが、、、

それだけでは説明つかないくらいの崩壊ぶりではなかろうか(笑)
イギリス人には申し訳ないですが、笑い転げてしまった、、、(笑)

『イギリスで美味いものが食べたいなら、イギリス風の朝食を食べれば良い』とも聞きます。
イングリッシュ・ブレックファーストは、卵にソーセージ、ベーコンなどなど、たくさんの肉や果物をトーストと共に食べますね。
なるほど、あれなら美味しそうだと私にも思えます(笑)

まぁ、そんな世界的に悪名高い(笑)イギリス料理。
実は、お菓子だけは結構美味しいのではないかと思っています。

イギリスは古くから、優れた児童文学の多い国で。
古くはナルニア国物語やアリス、ピーターラビット。
最近ではハリー・ポッターが有名ですが、あまり日本では有名ではないけれど優れた作品もたくさん!

そんな児童文学の中には、たくさんのお菓子が出てくるのです。
子供は好きですものね。甘いお菓子。
しかも。
イギリス人の作者が、イギリスの子供達に書いた本です。
どれもイギリスの家庭で馴染みのある、子供達もよく知っているものばかり。
ハリー・ポッターの映画を思い出してもらうとわかりやすいかもしれません

秋の恒例マイブーム・スコーンブームがやってきてますが、今年はスコーンの故郷、イギリス料理本からスタート。
昔読んだ本に出てきたお菓子も思い出しながら、イギリス料理本を読むという、少し変則的な楽しみ方をしています。

どのお菓子にも料理にも、歴史や文化的な背景があるもんですね。
この方の本には、そんな話も載っているのです。

イギリス人、料理は放棄しても、お菓子だけは子供達のためにも放棄しなかったのではなかろうかと、、、信じたい(笑)

うーむ。これを見てる限りでは、郷土料理もマズそうでは無いんだけどなぁ(⌒-⌒; )
やっぱり、産業革命が悪かったかな⁈